ゼルベブブとの戦闘



は〜・・・

「どうするんだ・・・?この家・・・」

気に入ってたのに・・・

美汐「どうしましょうね・・・」

真琴「あぅ・・・」

放心状態だな・・・二人とも・・・

「宿なんてあるわけないだろ・・・?隠里だし・・・」

美汐「どうしましょうね・・・」

真琴「あぅ・・・」

むむむむむ・・・

「今すぐゼルベブブが襲って来たら?」

美汐「どうしましょうね・・・」

真琴「あぅ・・・」

・・・はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

「襲っちゃうぞ?こら」

美汐「大歓迎です・・・」

真琴「真琴も・・・」

「は?」

美汐「え?へ!?じょっ!冗談ですよ!」

真琴「まっ!真琴も!」

「まぁ・・・そうだろうな・・・」

それはさておき・・・どうするかなぁ・・・



美汐「ゼルベブブ・・・なんであんなのが・・・」

「いや、それはさっき話した。」

よっぽどショックだったんだろうなぁ・・・

真琴「どうしよう・・・真琴食べられちゃう・・」

半泣きの顔でおどおどしてる

「お前の力じゃ何とかならんだろうな・・・」

美汐「そんな・・・」

ふみゅぅぅ・・・やっぱり困ってるか・・・

「よし!ここは特別に俺が助けてやるよ。」

真琴「あんたなんかにむりよぅ・・・」

そ・・・そんな・・・

「よよよ〜・・・せっかく助けてあげようと思ったのに・・・」

美汐「まぁ、いないよりはいいでしょう。」

やっぱりそうなのね・・・

こうなったら敵勢力を全滅させて手柄を立ててやる!



「でも・・・縁側で日向ぼっこするの好きだったのに・・・」

美汐「泊まるところ・・・どうしましょう」

真琴「壊れていないところを使えばいいのよ!」

美汐「真琴が構わないならそれでいいですが・・・」

「さてと・・・俺は其の辺で野宿でもしてるよ。」

真琴「頑張ってね。」

美汐「頑張ってください。」

「・・・はい。」



よっるめっしは〜どないしましょうか〜ね〜・・・

「魚でも釣ってこよ・・・」

つり道具セット〜



ぽちゃん



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ただひたすら静寂が支配する空間・・・

「・・・ほしが・・・きれいだな・・・」

まん丸お月様がなけりゃもっと一杯星が見えたんだろうけど・・・

あ〜ぁ・・・まったく・・・こんなところで・・・

ごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!

「魔族なんて出てこなきゃな・・・」

しかも結構いっぱいいるし・・・

どこぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!



「残念でした。」

翼を広げる。

「喧嘩を売るならもう少し強くなってからな。」

ざしゅぅ!!

「この調子なら・・・向こうにもいるかな・・・」

3分・・・それだけでいいから・・・待ってろよ・・・









――一方そのころ





美汐「くっ!」

美汐「真琴・・・逃げて・・・!」

ゼル「美しい友情・・・といったところですか・・・?

私としては恐怖と憎しみに満ちた感情を撒き散らしてくれるほうが

ありがたいんですけどね・・・」

「――そいつは残念だったな」

ゼルベブブの後ろには満月を後ろに

銀色の翼を広げ銀色の髪の毛が風にゆれている――

美汐「天使様・・・?」

ショートカットくらいの髪の長さ・・・黒ずくめの服

美汐「・・・相沢・・・さん・・・?」

「ああ。そうだぞ。ミッシーちゃん♪」

ふっ・・・

美汐は倒れてしまったようだ無理もないか・・・

ベルゼブブと戦ってたんだしな・・・

ゼル「ばっ!馬鹿な!この波動は・・・!ルシフェル様・・・!?」

「ごめーとー。」

ゼル「くっ!・・・人間につくとは・・・落ちたものですね・・・」

「御託はいい・・・さっさとやろうぜ・・・?」

ゼル「ふふふ・・・たいした自信だ・・・」

異界から剣を取り出す。

「異界の門番よ・・・我からだを守りし鎧・・・ここに現せ・・・」

ゼル「久しぶりに見ましたね・・・その鎧、そしてその剣・・・」

「まぁルシフェルは女だから男がこの鎧着てるのも新鮮だろ・・・?」

ゼル「ふはははは!相沢・・・といったか?面白い・・・気に入ったぞ!」

「本気出さなきゃ勝てねぇだろうなぁ・・・」

自分の解放できる力を全て解放した。

ゼル「ふふふふふ・・・まだ力を使いきれていないようですね・・・」

翼が4本になっていた

「これでも全部じゃないのかよ・・・」

そこがしれねぇな・・・

「ま、いいや。とっととやるぞ・・・」









・・・・・・・・・・・・

生き物の呼吸を感じなくなった・・・

ここに張り詰めてる空気を感じ取って逃げ出したのだろう・・・

「セイント・クレイヴ!」

光の柱がゼルベブブを包むと同時に――

「竜破斬!!」

間合いを詰め、技を出す。

魔法は片手ではじかれていたがその後の剣技までは完全に避けられなかった。

ゼル「グッ!」

ダッ!

間合いをつめ一閃する

「せい!」

キィン!

ゼル「はぁっ!」

右手で切りつけつつ左手から魔力弾を撃つ。

剣は剣で受けつつ、魔力弾のほうは鎧に含まれる

ある程度の魔力の干渉を遮断するので防ぐ必要はなかった。

「封魔斬!」

キィン!

ゼル「魔弾よ!」 「クッ!」

今度の魔弾は鎧じゃ防げない・・・!

「ふっ!!」

どこぉぉぉぉぉん!

「あぶねー!」

ぎりぎりで避ける。

後ろにあった村が大変な事になっているが気にしない。

「昇竜烈破斬!」

上に切り上げる――が

きぃぃぃん!!

両腕でしっかり止めているのを確認すると同時に

「デビル・スレイブ!」

此処にできた虚無を撃ち出す。

こぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!

ゼル「うごぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

虚無に包み込まれ叫ぶ。

「サフィス・ブレイブ!」

青い光が相手を貫く!

そして間合いを詰め――

キュゴゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!

ゼルベブブの生み出した魔力弾がこちらに飛んでくる

――やばいっ!

「門よ!」

魔界の門を呼び出し、其処に入る。

「これ・・・こんなか出入りすると相当魔力減るからやりたくないんだよなぁ・・・」

これであと強力な魔法は5回程度しか打てなくなったな・・・

ゼルベブブの後ろに出て――

「っせい!!」

一閃!

ずしゃぁぁぁ!!

ゼルベブブの呼吸が乱れてきた。

ゼル「貴様ぁぁぁぁぁ!人間ごときめぇがぁぁ!!もうゆるさんぞぉぉぉぉ!!」

顔が憎悪にゆがんだと思いきや体が変化していく。

背中から羽が出て顔はまるで蝿。醜いことこの上ない。

「きしょっ!」

思わず言ってしまった・・・

臨戦態勢に入り、呪文を口の中で唱える。

「インフェルノ!」

地獄の業火にゼルベブブが包まれ焼かれる

「一閃!」

武器を刀に変え相手の腹を薙ぐ。

ゼル「あまいっ!」

ドコォッ!

「ぐ・・・はぁっ!」

背中を魔力を込めたこぶしで殴られる。

「ち・・・ぃっ・・・これはきついぜ・・・」

とりあえず、自分のダメージを回復させる。

こうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ

ゼルベブブの手の中に魔力弾が発生する。

ゼル「死ねぇ!」

――これは本格的にやばいかも!!

武器を二つに分け、一個ずつ切り落とす。

「グリム・フィールド!」

自分の周りが魔力でコーティングされる。

――スッ

ゼルベブブが俺の後ろに空間を渡ってきた。

ゼル「この程度か!?」

ザシュッ!

背中を切られた。

――まだ浅いっ!

急いで間合いを開け、回復呪文を唱える。

はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・

息が切れてきた・・・

――そろそろ魔力もつきかけてきたか・・・

ダッ!

間合いを一気につめ―― 「断空烈覇!」

技を打ち込み、吹き飛んだところに――

「リディア・フレイル!」

大きい槍の形をした灰色の光が相手に向かって飛んでいく。

ゼル「はっ!」

剣で魔法を切り落とす。

ゼル「貴様ごときにこの姿になるとは思わなかったよ・・・これでお――」

美汐「ダーク・ミスト!」

しゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!

ゼル「ぐふぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

どうやらマジックアイテムで強化してあったようだ

――殺る!



「神龍懺滅剣!」

ぼぉぉぉおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!

ゼル「ぐっぉぉおぉぉおぉぉぉぉおぉぉぉぉおぉぉぉぉ!!!」

断末魔の叫びを上げ、死体すら残さずに塵となって

風に流されて消えていった・・・



























・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「終わったー!!」

美汐「終わりました・・・」

疲れたー・・・

流石に今回はやばかった・・・

「アリガトな。美汐」

美汐「いえ。お礼を言うのは私のほうですよ・・・・・・・・・・・・!!そういえば真琴は!?」

あ〜・・・天野今まで忘れてたな・・・



美汐「真琴っ!」

・・・怪我してる・・・血がたくさんでてるな・・・

「どいて」

「・・・・・・リターン」



回復完了。

「後はまあ、寝かせておけば明日には目覚めるだろ。」

美汐「何から何までありがとうございました。」

「あ〜・・・いいって。そのかわり、村がめちゃくちゃになっちゃってるぞ・・・?」

ピキィッ

あ、固まっちゃった・・・

「お・・・おーい・・・ミッシー、みっしおちゃ〜ん、み〜ちゃ〜ん、天野〜」

ど・・・どうしよう・・・

とりあえず今回の戦いの被害は



死者0/29名

怪我人15/29人

家10/13軒



とりあえず・・・終わったから

めでたしめでたし・・・みたいな?















―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

まず始めに、すみませんでした。

なんか設定めちゃくちゃでしたね・・・

しかも外伝で秘密が明かされるのはどうかと・・・

祐一たちが言ってた『奴』とは『ルシフェル』でした。

いや、ほんとの性別は分からないけど。

ホントごめんなさい・・・

終わり方まで駄目駄目ならどこに成功したのが入ってるんだ。

まったく・・・



戻る
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送